名古屋で決戦！ 福士コケて高橋尚子“Ｑ浮上”

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名古屋で決戦！　福士コケて高橋尚子“Ｑ浮上”




名古屋で決戦！　福士コケて高橋尚子“Ｑ浮上”



ここから引用です。→


名古屋で決戦！　福士コケて高橋尚子“Ｑ浮上”

夕刊フジ(01月28日17時00分)



　北京五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは２７日、大阪・長居陸上競技場を発着点とする４２．１９５キロで行われ、マーラ・ヤマウチ（英国）が２時間２５分１０秒で初優勝した。森本友（天満屋）が２４秒差で日本選手最高の２位。マラソン初挑戦で５０００メートルやハーフマラソンの日本記録を持つ最大の注目選手、福士加代子（ワコール）は序盤独走したが、３０キロ付近から失速し、１９位に終わった。


　一時は２位に５００メートルもの差をつけ、前半戦独走した福士に、ある指導者は「男でも女でも３０キロまではバネだけで走れるんですよ。そこから先がマラソン」と苦笑した。



　福士は、その３０キロを超す距離を練習でも走ったことがなかった。マラソン当日初めて迎えた３０キロ過ぎ。大阪城公園を抜けた勝負どころで「急に目や足に違和感を覚えた」と福士。レース後、永山忠幸監督に「目の前が真っ暗になりました」と打ち明けたほど精も根も尽き果てていた。



　前半の独走劇は、実は福士にとっても誤算だった。坂本直子の持つ２時間２１分５１秒の初マラソン日本最高記録を念頭に、１キロ３分２０秒前後のラップを刻み、集団のまま後半に臨む予定だったが、「誰もからんでくれず、独りぼっちになってしまった」（永山監督）。



　ダークホース福士の失速で、ガ然注目を集めるのが、３月９日の名古屋国際女子マラソンに出場を予定しているシドニー五輪金メダリスト、Ｑちゃんこと高橋尚子だ。北京五輪代表（３人）には昨年の世界陸上選手権大阪大会３位の土佐礼子が内定済み。昨年１１月の東京国際で圧勝したアテネ五輪金メダリストの野口みずきも代表入りが確実で、残りは事実上１人。



　大阪の結果によっては名古屋が『消化試合』になる可能性もあったが、この日２位で日本選手最高の森本が２時間２５分３４秒と物足りないタイム。天満屋・武冨豊監督も「代表内定には２時間２３分がボーダーラインだと思うが…」と話しており、最終選考会となる名古屋の結果が大きな意味を持つことになる。



　名古屋には高橋のほか坂本、世界選手権６位の嶋原清子、弘山晴美らが出場予定だが、過去の実績、注目度では高橋が群を抜く。



　その高橋は現在、中国・昆明で合宿中。「Ｑちゃん、大チャンスだね。（北京に）行けるんじゃないの」−こう話すのは、かつて高橋を指導していた佐倉アスリート倶楽部の小出義雄代表だ。



　「何度か会ったけど、すごく状態がいい。Ｑちゃんはね、腕をみるとわかるんですよ。今のＱちゃんは腕がね、こう細くてね、（身体が）絞れています。ケガさえしなければ大丈夫。３０キロから４０キロまでを３２分台で走れる。そうしたら、もう誰もついて来られないよ」



　一昨年の東京国際女子マラソンで世界陸上の代表の座を逃してから、最後の最後に回ってきたチャンス。北京五輪代表選考レースはいよいよ最終コーナーだ。



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「名古屋で決戦！　福士コケて高橋尚子“Ｑ浮上”」




からの引用でした。




肉まん父さん自身は、この記事中にある「高橋尚子」選手のがんばりにもおおいに期待しています。




しかし、本文中の




　一時は２位に５００メートルもの差をつけ、前半戦独走した福士に、ある指導者は「男でも女でも３０キロまではバネだけで走れるんですよ。そこから先がマラソン」と苦笑した。



というものは、結果が出た後での「後付け意見」としてならば、誰でもいえるようなことだなぁ、と肉まん父さん自身が、「あなたも指導ならば、もっと思いやりのこもった心に残るコメントを残せよ」と、この指導者に対して苦笑してしまいました（ニコッ）。




ただ、どの世界でもそうですが、「一発勝負」というものは、本当にこわいなぁ、と思っています。