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全但バス路線3割休止
全但バス路線3割休止
ここから記事からの引用です→
「全但バス」(本社・養父市、田中貴俊社長)は二十八日、但馬地域で運行する全路線の約三割に当たる二十四路線九十一系統を、来年十月一日から休止する計画を発表した。利用者減から赤字幅が拡大、沿線自治体などの補助金でも補えず、このままでは経営が保てないと判断した。今後、関係市町や兵庫県、利用団体と代替手段の確保などを検討する。
休止計画に盛り込まれたのは、豊岡市四十一▽養父市一▽朝来市十八▽香美町二十▽新温泉町十二-の系統。主に人口が少ない周辺部を通り、利用者が少なく採算の悪いルートを対象にした。
同社は二十八日、豊岡市役所で会見し、今回の休止計画で路線バス部門の赤字解消を図り、経営の立て直しを図る方針を説明。同社の三村雅行専務は「地域に根付いた企業として努力してきたが、限界。心苦しいが理解してほしい」と話した。
同社は但馬で六十九路線三百二十五系統の路線バスを運行しているが、近年利用者が著しく減少。二〇〇六年度は、補助を受けた後でも路線バス部門で約二億六千万円の赤字になった。
今年八月、社内で路線休止を計画。九月中旬から沿線自治体などに打診を始めた。同日、休止について道路運送法などで定められた県生活交通対策地域協議会への申し出も済ませた。
同協議会事務局の県交通政策課によると、県内でこれほどまとまった休止の申し出は初めて。同協議会は今後、市町ごとに対応策を協議する「地域公共交通会議」の発足を急ぐ方針で、「但馬全体への影響は大きい。早急に対応策の議論を始めたい」とした。
現在の手続き制度になった〇二年二月以降、複数のバス会社から県内で六十六系統の休止申し出があり、最終的に二十六系統が休止したという。
中貝宗治豊岡市長は「高齢者や学生など交通弱者には不可欠な交通手段。市としても対策チームを組織し、全但バス側と十分に協議したい」としている。
←ここまで2007年9月29日神戸新聞朝刊1頁からの引用です。
今回の路線バスは、肉まん父さんも利用したことがあります。
この記事を読んで複雑な心境です。
正直なところ、地方の若者などが、都会の大学・短大・専門学校などに行き、今まで過ごしてきた環境よりも魅力を感じ、結局近いに出て行くという話を肉まん父さん自身、いくつか聞いたことがあります。
地方は都会以上のスピードで「少子高齢化」が進んでいるようです。
どんどん人口が少なくなるから、不採算路線は赤字拡大で、休止した方が赤字が増えないから休止していく、という、その地域に住んでいる方にとっては「困る」方向に進む傾向があります。
これは全国的に「地方」と言われるところでは、あてはまるところもあるのでないでしょうか。
むずかしい問題だと思っています。
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