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慣用句・誤用だらけ
慣用句 誤用だらけ
言葉や言い回し(いいまわし)についての誤用が多いという記事がありました。
ここから引用です。→
「上や下への大騒ぎ」59%、「そうは問屋が許さない」24%〜。文化庁が実施した国語に関する世論調査で、多くの慣用句が誤った言い回しで使われている実態が七日、明らかになった。
文化庁「国語世論調査」
「ぞっとしない」「流れにさおさす」などの慣用句の意味を誤解している人も多く、文化庁国語課は「大半の人が逆の意味で使っている言葉もある。本来の意味をもう少し意識するようになってほしい」としている。
調査は今年2〜3月、全国の16歳以上の男女約3400人を対象に実施、1943人から回答を得た。
混乱ぶりを表現する慣用句として本来の「上を下への大騒ぎ」を使う人は21%だったのに対し、誤った「上や下への大騒ぎ」は約3倍の59%、夢中になることを本来の
熱にうかされる」としたのは36%で、誤用の「熱にうなされる」の48%を12ポイント下回った。
「そうは問屋が卸さない」と正しく使う人は68%と多数だったが、「そうは問屋が許さない」とた人も4人に1人に当たる24%いた。
慣用句の意味を問う質問で、傾向に乗って勢いを増すことを表す「流れにさおさす」を「傾向に逆らう」とした人は62%で、正答した18%の3倍強に。
相手に遠慮がいらないという意味の「気が置けない」を「遠慮がいる」と逆にとらえている人は48%、ゆっくりとした動作の「やおら」を「いきなり、急に」とした人も44%いた。
一方、手書きできない漢字を調べる手段を複数回答で聞いたところ、「携帯電話」が35%、20代は79%(男性72%、女性85%)で、10代と30代でも6割を超えた。
「ワープロなどの漢字変換機能」は21%、「電子辞書」が19%で、特に10代が48%と高率だった。
←ここまで2007年9月8日神戸新聞朝刊1頁からの引用でした。
たとえば、この原稿を打ち込んでいる「一太郎」というソフト上で
「うえやしたへのおおさわぎ」と入力して「変換」すると

のような表示が出てきて訂正してくれます。
今は、これらの言葉をしらなくても「生きていける」
また、小学校や中学校までの義務教育であまり取り上げない。
勉強について「取り組み」だす中学生や高校生でも「受験」や「就職」に直結するような内容は「繰り返し学習」するが、それ以外については「おざなり」である。
以前は「手書き」の手紙などをひんぱんに書く習慣があり、そのなかで「時候の挨拶」や「慣用句」もよく使うことがあった。
近所の方との立ち話でも「時候のあいさつ」や「慣用句」を使う機会がひんぱんにあった。
しかし、最近は「携帯電話」や「電子メール」などの発達と流通にともない、「時候の挨拶」や「慣用句」を使う機会が、若い人ほど、かなり少ないのではないかと思っています。
だから
慣用句を使う機会がない→知らない→知らないから間違えることも多くなる、
という流れになるのだと思っています。
ますます世の中が「機械化」されていくにつれ、「慣用句の誤用」が増えていくのは「仕方がない」ことである、と肉まん父さん自身は受けとめています。
これからもよろしくお願い致します。
肉まん父さん