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年金時効撤廃特例法
年金時効撤廃特例法
次の記事が神戸新聞に掲載されていました。
ここから新聞記事からの引用です。→
社会保険庁の管理不備で生じた約五千万件もの「宙に浮いた年金」問題は、兵庫県内にも大きな波紋を広げている。
緊急対策となる「年金時効撤廃特例法」が1日未明に衆院通過したが、県内の各社会保険事務所にも朝から不安を抱えた相談者が続々と訪れた。
「私の年金は大丈夫か」「どうやって証明すればいいのか」。
憤りと不振の声が上がるが、中には法案をめぐる与野党の攻防を「参院選にらみ」と批判する声もあった。
「まさか自分も・・・」
神戸市中央区の男性会社員(64)は5月31日、三宮社会保険事務所で肩を落とした。
過去に転職経験があるため。確認に訪れた。
35年ほど前に、3年間勤めた会社の記録が消えていた。
「領収書はありますか」と担当者に質問されだが、書類はなく、会社も既に倒産。
「証明できるのは自分の記憶しかない。」
がくぜんとした。
結局、会社名と住所を伝えただけで、判明するかどうか確約はもらえなかった。
「老後のためにちゃんと払ってきた。たとえ3年でもしっかり調べてほしい」と訴えた。
6月1日午前、西宮社会保険事務所を訪れた宝塚市の元電気工の男性(65)は、20歳頃から8回ほど職場を移った。
「不安になって問い合わせたら、新たに3社分の年金をうけとれることが分かり、あわてて手続きに来た」。
5年前に手続きした際に職員が納付歴を確認したが、男性が思い出せた分のみ処理し、ほかは調べなかったという。
「納めた年金は誰のものか。あきれてものも言えない」と憤慨していた。
姫路市の無職男性(62)は妻(59)の支給漏れがないか確認しに、姫路社会保険事務所に来た。
「国は、早急に誠意ある対応をしてほしかった」と不満をあらわにしていた。
県内の社会保険事務所は、報道が集中した5月下旬から相談係数が一気に増えたという。
西宮社会保険事務所では、5月31日夕、相談待ちの約50人がフロアを埋めた。
窓口業務は、閉庁時間を1時間15分過ぎた6時半頃まで続いたという。
姫路社会保険事務所でも時間帯によって最大約50人が待つ状況で、職員が対応に追われている。
今後問い合わせは増加すると予想され、兵庫社会保険事務局年金課(神戸市)は「他の課の職員が窓口の応援に入るなど、相談体制を強化したい」と対応を急ぐ。
安部晋三首相は、該当者が不明の年金記録について「1年以内に確認する」と明言。
しかし「古い会社をたどったり、同姓同名でない本人であることの確認はかなり時間がかかる。どこまで調査できるのかわからない」(同年金課)と不安の声もある。
年金相談を受け付けている兵庫県社会保険労務士会の石黒聖啓前専務理事は、「気付いた人はまだいいが、支給漏れを知らないまま亡くなってしまうケースもある」と指摘している。
←ここまで2007年6月1日神戸新聞夕刊1頁からの引用でした。
「年金」とは、例えば本人の「老齢」「障害」、又は収入源となっていた人の「死亡」後の「遺族」など、「いざ何か困ったこと」や「お金が必要なとき」のために、普段から「保険料」や「掛け金」などと言われるようなお金を「いざ困ったとき」のためにコツコツとおさめていくものです。
この新聞記事の中にあった
納めた年金は誰のものか
という言葉が、すべてをあらわしていると思っています。
肉まん父さん自身も、兵庫県南部大震災で亡くなった親の年金関係がきちんと処理されていたのかが、不安になっています。
「親」も色々な事情により、何回か転職していたことを覚えています。
また、肉まん自身の「社会保険労務士試験」問題が解決した後ででも、少しずつ確認できたらなぁ、と思っております。
今回の記事をご覧になっている「あなた」は大丈夫ですか?
「もらえるはずの年金額が少なくなっていませんか?」
年金関係は、本人やその遺族からの「請求」がないと職権(お役所が勝手に個人情報を調べて年金を増やしてくれること)でくれるものばかりではないですよ。
この年金問題も、なるべく早く解決してほしいと思っております。
なぜなら、「年金」問題と聞いても、「ピン」と来ないような若い方々には、まだまだ先の話ですが、今現在「年金」問題に切実になっている方々は、若い方々が、小さい頃や、生まれる前から何年、何十年にもわたって毎月「大事なお金」を払い続けてきた方々ですから、その分をもらうのは当たり前の権利だと肉まん父さんは思っていますので・・・(あくまでも個人的な見解です)。
これからもよろしくお願いいたします。
肉まん父さん