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壁越えるため考え抜く
壁越えるため考え抜く
次の記事が神戸新聞に掲載されていました。
ここから新聞記事からの引用です。→
壁越えるため考え抜く
「君の仕事は、そうじ」。
入社後、日本で最先端のコンデンサー開発を担当する研究室に配属されたが、上司の言葉に驚いた。
それから、半年間、明けても暮れてもそうじばかり。
もう嫌で嫌で、「辞めてやろう」ってね。
でも、あるとき先輩が声を掛けてくれた。
「なんでそうじさせられているかを考えたか。周りの先輩達を見てみろ。」
開発中のコンデンサーはわずかなゴミが付着しても不具合を起こすから、先輩たちはゴミを分析していた。
ほかの部署はボロボロの布でそうじしているのに、自分だけゴミが分かるよう、きれいな布だった。
それも分からず終わったら布を捨てていた。
掃除は手段であって目的は別にあった。
昔ながらの指導法というか、手段だけ伝えれば、自分で考えて分かるだろうと。
それから、不具合の原因となったゴミを突き止めたとき、顕微鏡で見て、きれいだと思ったね。
開発したコンデンサーが量産段階になり、忙しくて会社に泊まり込むようになった。
すると今度は「先輩たちの夕食のラーメンを作れ」。
最初は食堂に配置替えかと思ったが、考えてみれば簡単な仕事。
近くの店でインスタントラーメンを買い、大鍋で水を沸かして入れるだけ。
ところが、夕方になっても誰も食べに来ない。
あっという間にめんがのび「お前が買い取れ」。
当時の給料ではこたえた。
先輩1人1人の作業の進み具合や、腹の減り具合を把握しないとだめだった。
その経験から、顧客のニーズをとらえて、タイミングよく商品を提供する難しさを学んだ。
社長就任後、新入社員には「厳しい会社ほど、いい会社。居心地のいい会社は危ない」と教えている。
小さな失敗を見逃す会社では、人は育たない。
厳しくするのは決して意地悪ではなく、期待している証拠。
しつけやチェックの厳しさは会社の強さを示すバロメーターになる。
人生は、学校生活より会社勤めの方が長い。
壁にぶつかっても乗り越えたという経験が大事。
私の経験を若い社員に生かしてあげたいと思う。
指月電機製作所社長 梶川泰彦さん(61)
←ここまで2007年5月3日神戸新聞朝刊9頁からの引用でした。
この記事を読んで肉まん父さんも、昔を思い出しました。
肉まん父さんが与えられた初めての仕事は「トイレ掃除」でした。
1年間担当しました。
最初の頃は、自分自身ではきれいにしたつもりでも、先輩が来て「やり直し」と言われました。
再度「きれいにしたつもり」でも、また「やりなおし」と指示されました。
しまいには「直に(じかに)手で洗いました。もちろん汚物がこびりついている部分は『爪』でこすりとりました。」
洗剤とたわしで洗うよりも、水と爪であらうほうがはるかにきれいになりました。
もちろん、大便器も小便器も「ピカピカ」にしました。
そして、徹底して「尿石」を取ったら、あとはたわしで清掃しても大丈夫なようになりました。
しかし、一回で点検をパスするように、かならず、仕上げはすみずみまで、直に(じかに)手でさわって、その手触りで確かめてから点検して頂きました。
そして、「どうしたらきれいな状態を長く保持することが出来るだろう」ということばかり考えるようになりました。
掲示物やトイレ内での色々なものの配置なども考えていきました。
そして、やっと肉まん父さんの「仕事(トイレ掃除)」が認められた頃に次の仕事が与えられました。
今から会社に入社する方などでは、イメージが湧かないと思いますが、一昔前はそれが当たり前の状態でした。
今回の記事内容の社長の記事内容を読んで、肉まん父さんの昔を思い出しました。
しかし、インターネット界では、まだまだ肉まん父さんも「新入社員」のようなものです。
ハイッ、これからも努力を続けていきますよ。
元気ですよ。
これからもよろしくお願い致します。
肉まん父さん