本日も当「肉まん父さんのゼロからお金を貯めよう(FX日記)」にお越し頂きありがとうございます。本当に感謝しております。これからも応援よろしくお願い致します。
高齢化社会なのに
高齢化社会なのに
次の記事が神戸新聞に掲載されていました。
ここから新聞記事からの引用です。→
年配の方への贈り物を探しに、老舗ブランドの店を久しぶりに訪れた。
落ち着いたデザインの洋服や雑貨で定評のあるブランドだ。
ところが店内に入って驚いた。
並んでいるのはスポーティーな革ジャンや派手なTシャツばかり。
着こなせるのは、二十代かせいぜい三十代までだろう。
「あの、以前あったようなシックなセーターやジャケットは・・・」と尋ねると、店員は申し訳なさそうな顔をして言った。
「ああ、今はああいう製品は作っていないんです。よりカジュアルで若々しいデザインが中心で」。
ほかに六十代以上の人がおしゃれに着こなせるブランドがあれば教えてほしい、との質問には「今はほとんどのブランドさんがカジュアル路線ですから」という答えが返ってきた。
途方に暮れながらスポーティーな服が並ぶ店内を見回しているうちに、「これって誰かのファッションに似ているのでは」と思えてきた。
そう、ホリエモンなどの若きIT系社長たちだ。
そこのブランドは、値段は決して安くはないのだから、実際にそういった富裕な若い層が買いに来るのではないだろうか。
ビジネスなのだから、より売れそうな路線を目指すのはあたりまえかもしれない。
とはいえ、「おしゃれな洋服はここで」と楽しみに買いに来たシニアは、「もう若い人向けの服しかありません」と言われたら、かなりがっかりすると思う。
高齢化社会がすすみ、高齢者向けのビジネスも次々に出現している。
しかし、本当にお金も購買意欲もあるのは若き富裕層、とターゲットを彼らに絞る店や企業も増えているのではないだろうか。
高齢者だからこそ、よりおしゃれに、快適にすごしたい。
そう思う人も少なくないはずだが。
(かやま・りか=精神科医、帝塚山学院大教授)
←ここまで2007年4月27日神戸新聞夕刊1頁からの引用でした。
この記事内容には、肉まん父さん自身「へぇ〜、そうだったのか」と頷く(うなづく)ばかりです。
ふり返ってみると、ブランド店には最近は立ち寄っていないなぁ、と思います。
昔のように、「あれが食べたい」「こういうブランド物がほしい」「いい格好をしてみたい」とも思わなくなりました。
物欲(ぶつよく)がなくなったのか、人間が枯れていっているのかはわかりません(苦笑い)。
正直なところ、毎日を「生きていく」のに精一杯で「おしゃれ」「物欲」に、気持ちが傾く余裕がありません。
こういう記事を見て、「はっ」として「ブランド」や「おしゃれ」というものもあったんだなぁと思った、というのが正直な感想です。
そして、「おしゃれ心」や「物欲」があってもいいのかなぁと、この記事を見て感じた肉まん父さんでした。
これからもよろしくお願い致します。
肉まん父さん
タグ:介護・老人問題