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辛抱するしかないの・・・
辛抱するしかないの・・・
次の記事が神戸新聞に掲載されていました。
ここから新聞記事からの引用です。→
辛抱するしかないの・・・
団地の下の階に、最近、一人暮らしの女性が入居されました。70,80歳ぐらいで、認知症の症状があるのか、何度も大声でわめき、フローリングの床を何かでたたく大きな音が響いてくるんです。
夜中に何度もたたくので、目が覚めて眠れません。
毎日苦痛で。
家族もおらず、本人も症状を認めず、治療や福祉関係の手続きもしない場合は、役所も動けないそうですね。
日々、症状はひどくなっていくようです。
こういう問題が出たとき隣保は辛抱するしかないんでしょうか。
でも、明日はわが身かも。
周囲から相談を受けたとき、病院での治療やヘルパーの派遣などができるよう、手だてを考えてもらえませんか。
(神戸・垂水、主婦60)
←ここまでが2007年4月20日神戸新聞夕刊10頁からの引用でした。
この記事内容についても、読む人によって色々な受け取り方があると思います。
あくまでも、今現在認知症の家族の現実と向き合っている肉まん父さんの個人的な見解を紹介させて頂きます。
この新聞記事の現象は家族ではない第三者の立場の、周りの方からは、どうしようもないと思います。
法的に強制力を持って、この対象とされる方をこの団地から退去させることができるのならば、話は別ですが、本当に「認知症」ならば、その異常行動が出ている間の「判断能力」は「ゼロ」と判断されますので、「異常行動」の間は、その方が、何をしても責任を問われることはないと思っています(あくまでも個人的な見解です)。
もし、国や政府が認知症の異常行動の責任を問うようになるならば、認知症の方のいついかなるときの異常行動の間もそれに対応出来るような「環境」を整えていかなければならないのですが、現状では「絶対に無理」と肉まん父さんは断言出来ます(実際に向き合っていて、出来る範囲のあらゆる方法を試しているから言うことができるセリフだと思っています→あくまでも個人的な見解です)。
また、この新聞記事の程度ならば、肉まん家では「なんとも感じない」状態になっています。
ただ、肉まん父さんの義父の場合は、すぐ隣に「異常行動」をやわらげる人がいるのに対して、この記事で対象とされている方には、そういう人がいないので、そのままの行動に出ているだけではないかと思っています。
本当にこの記事で対象とされる方が、認知症なのだと仮定すれば、肉まん父さんの義父のレベルの認知症までいって、まわりに異常行動を止める人がいなければ、すでにこの世にはいないはずですので、認知症と言っても、まだこの記事で対象とされている方の症状の程度は軽いのだと、この記事からは推測致します(あくまでも肉まん個人の判断です)。
そして、将来的に、日本ではこういう現象がどんどんと増えてくると思っています。
はっきりいって10年後くらいでは、こういう現象が日常茶飯事で、「おはよう」と隣近所と挨拶する時に、「昨晩は○○さんのところと△△さんのところと、□□さんのところが少し騒がしかったね。そういえば、☆☆さんのところは、救急車とパトカーが来ていたみたいだよ。」という会話があるかもしれませんね。
ブラックユーモアのようですが、認知症の現実をよく知っている肉まん父さんならではの言葉です(哀)。
ますます進んでいく少子高齢化社会ではこれまで以上に「家族」の在り方(ありかた)が問われてくるのかも知れません。
そして、いざこういう現実に向き合ったとしても、決して逃げてはいけないと思っています。
こういう異常行動をしている人も、自分の「苦痛」や「悩み」をわかってほしいのだと思います。
より良く生きていきたいのだと思います。
そうは言っても、「では、肉まんは認知症の家族に何をしているのか?」と人様に問われても、「『愛情』を込めて接することしかできていません」としか答えることは出来ません。
これからもよろしくお願い致します。
肉まん父さん
タグ:介護・老人問題