困った客
ブックビジネス
困った客が増えている、という話をある大型書店の幹部社員から聞いた。困っている客ではない。書店にとって困った客である。
明らかに読み終えたとわかる本を「間違って同じ本を2冊買ってしまったので交換してくれ」といい、レシートの提示を求めると怒り出す客。ページの隅が折れているなど、ささいな損傷についてネチネチとクレームを繰り返す客。
なかには本の内容確認と称して、電話で女性店員にわいせつな言葉を言わせようとする客もいる。私も、本の帯が曲がっているといって大声で怒鳴り散らす初老の男性客を目撃したことがある。
困った客、というか、店員を困らせて快感を得ているとしか思えない客は昔からいた。だが、かってはそういう客といえば、中高年の男性客と相場が決まっていた。
今は老若男女を問わない。
電話の向こうで金切り声を上げつづける中年女性クレーマーもいる。
奇妙なことに、こうした困った客は店舗が大きくなればなるほど増える。駅前商店街の小さな書店では、あまりこういう話を聞かない。万引きは店舗の大小にかかわらずあるけれども。
困った客は大型店にだけ行っている、とも考えにくい。おそらく、近所の小さな書店の店主に対しては紳士淑女である人が、都心の大型店に入ったとたん、困った人に変身するのだろう。
しかし、どうして大型書店の店員は、困った客に対しても従順でなければならないのだろう。そう問うと、くだんの幹部社員も「なぜだろう」とつぶやいた。
理不尽な要求はきっぱりと断ればいいし、困った客には「出て行け。二度とくるな!」と言ってやればいいのに。書店員はストレス解消の道具ではないのだから。 (フリーライター・永江朗)
神戸新聞2006年9月17日・朝刊
この記事を見て、肉まん父さんもいろいろなことを考えてしまいました。
確かに、この筆者の言うとおりなのですが・・・。
今の社会の歪み(ひずみ)がここにも出ていると思っています。この記事の困った人達もホームページかブログ作りなどをして冷静に第三者の目で自分を見る経験をすればいいのに、と思っています。
これからもよろしくお願い致します。
肉まん父さん
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