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袖振り合うも多生の縁
袖振り合うも多生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
「知らない人とたまたま道で袖がふれあう程度のことも、前世からの深い因縁によるものであること。人と人の関係は単なる偶然によって生ずるわけではなく、すべて深い因縁によって起こるのだから、どんな出会いも大切にしなくてはいけないという仏教的な考え方。「多生」何度も生まれ変わる意味。「他生」とも書くが、この場合は、この世以外の意味で、前世と来世。」という意味で使われることが多いようです。
「袖振り合うも多生の縁、これからもよろしくお付き合い願います。」というような使い方をします。
最近、家族や親戚との会話で私が普段使わないのに、私よりも目上(高齢)の方が口にされる言葉で気になる言葉の1つが「袖振り合うも多生の縁」という言葉です。パソコンや携帯電話で他の人様と会話などをしていくうちに、こういう一昔前によく使われていたような「ことわざ、慣用句、成句」などといわれる言葉を使わなくなっている自分自身に気が付くようになりました。「人という字はたがいによりそってできる、ささえあってできる」と子どもの頃に聞いたような気がいたします。人と人とで顔を合わせて、ゆったりとした気持ちで会話をするという習慣を大切にしたいと思います。今後もこういう言葉があれば備忘録として記事にして残したいと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
肉まん父さん
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